サンタクロース
The WORD MADE FLESH
神-人
血肉にされた言葉
by Dr. George W. Carey
and Inez Eudora Perry
ケイリー博士&ペリー著
http://ia700401.us.archive.org/18/items/godmanwordmadefl00carerich/godmanwordmadefl00carerich.pdf
サンタ・クラウス
全ての時代を通して、妖精や、鬼や、人魚、そしてその他の寓話のキャラクターは沢山ありました。
太古の北欧人、オランダ人、フン族、そして全てのオリエントの民族は、人体の身体的(解剖学的)で、化学的な機能の不思議にまつわる例え話、逸話、そして寓話のとても多くの文学を持っていました。
毎月の種(オイル)の誕生は、ガチョウの母の童話や、全ての土地における似たような話の元と成りました。
サンタクロース、またはセイント・ニコラスは、航海士、処女(乙女)そして子供達のパトロン・セイント(聖者/殉教者)で、クリスマス・イヴに子供達にプレゼントをもたらす者です。
知られている世界の全てにおいて祝われる、お祭りの全てにおいて、サンタクロースは、年寄りであれ若者であれ、全ての人類の心の第一の敬愛にランクされます。これは、それ自体が、最も重要な事実です。
長きに渡って世界に知らされてきたこの風習に関しての真実が知られるべき時は今で、その本当の、真の重要性が知られるべき時は今です。そうすれば、それは真に祝われる様になり、その行程は内的なものに成ると同時に、外的な観測に成るためです。
両親達は、遥かな昔から、朝に子供達がワクワクして目覚め、跳ね、彼等のベッドの横のストッキングの中に見つけたプレゼントは、「サンタクロース」と呼ばれる神秘的な人によって置かれたと説明してきました。彼が来たのを見た者は誰もおらず、彼が出て行くのを見た者も誰もいませんが、彼は、彼が訪問した間違い無い証拠を残します。

この神秘的な「人」について、多くの質問をする子供達もいて、そして彼等の問いかけがしつこくなると、満足のいく説明をするために、両親達はとても疲れさせられます。しかしながら、ある一定の時が来ると、セイント・クラウスの「神話」は、子供達に説明されなければならず、すると彼等の両親に対する子供っぽい、深い信頼と自信は、最初の衝撃を受けます。それから後、彼等は、彼等の両親を疑い始め、彼等の誠実さを問い始め、そして多くの涙が流されるのは、何故なら結局の処、サンタは「本物の、実在の人」では無いためです。
サンタ・クラウスは存在して、それは解剖学(人体生理学)的な事実で、そしてそれは最も神聖で素晴らしい「贈り物」、または実質(substance)を、全ての個人それぞれの体内に「分泌」します。それを理解する人々は - それを正しいスピリット(霊)において受取り - 「小さな子供達」に成ります。
「上の様に、下もまた」です。マクロコズム – 大宇宙の如く、ミクロコズム - 人(小宇宙)の如し、です。
時代を通して私達に届けられた逸話、寓話、例え話、そして神話に、基本的な土台が全く無いと一瞬でも考えられる人はいるでしょうか?それらは、断食の日々も、お祝いの日々も含めて、大いなる秘儀的な真実に基づけられています。そうでなければ、それらは存在する事を終えていたはずです。
宇宙を統治する大いなるヒエラルキーは、覚えておかれる必要のあるものは、一つも忘れられない事を確かにします。
サンタクロース、またはセイント・クラウスは、「クロイスター(回廊)」と言う単語が派生されるのと同じ語源、「クラストラム(前障)」に由来しています。クラストラムが意味するのはバリアで、覆われた場所で、隔離された処です。クロイスターが言及するのは隔離された場所、特に神聖な何かのために隔離された処で、神々しい何かに捧げられた場所です。
claustrum
大脳の中にセイント・クラウス、または前障があり、そしてそれにその名前を与えたのが誰であれ、彼等が何故そうしたのかを知っていました。
頭蓋の縫合線は、骨と骨が出会う処です。私達は赤子の頭の上に、とても簡単にこの場所を見る事ができ、その部分はまだ塞がっておらず、そして脳の振動がまだ見えて、そして感じられます。
サンスクリット語において、これは「バラモンへの扉」と呼ばれ、それはこの隙間を通ってエゴ、またはスピリット(霊)が、人体を離れるためです。それはまた、サンタ・クラウスの煙突でもあります。
脊椎は全体として、「バラモンの棒(杖)」と呼ばれます。
「バラモンの扉」の直接真下に解剖学的に「レイルの島(ライル島)」と名づけられた三角型の体があります。これが「ジョン(ヨハネ)」が振り返って、「パトモスの島」の中の、再派生する人の素晴らしいヴィジョンを、「彼」が見た場所です。この島は、大脳の中央の突起で、そしてまた極(柱)とも呼ばれ;故にライル島は人体における北極で、そして私達が良く知る様に、不滅の、神聖な地です。
レイルの島=島皮質
サンティー「脳と脊髄の解剖学書」の中に私達が見つけるのは、この島が「前頭葉、頭頂葉、そして側頭葉の間の、大脳の後部の割れ目の中間の壁に位置していて、その成長は、胎児が5か月を過ぎると徐々にそれを覆い始めます。生まれて1年目が終わる頃に、前部分、横部分、天辺部分を完全に閉じ込め、」 - 覆う、または蓋をします。故に私達は、母成る自然がこの神聖な中央を覆い塞ぐために、大いなる慎重さを取った事を理解します。
この島の下で、視床(第三の眼・心眼)と列を成してあるのが前障ですが、それ(視床)から3つの他の体によって分離されています。
視床
前障は、灰色の物質の孤立化された薄い膜で、ライル島の丁度、中間線に見つけられます。サンティーはこう言います、「それは灰色の物質の妙な膜で、そして紡錘形(つむ形)の細胞体によって構成されています。」その外側の灰色っぽい外容の中に、黄色の物質を包むのはこの前障で、オリーブ型の神経束に流れ落ちるその素晴らしい、価値を付けられないオイルを形成し、脳橋と延髄の中の四角の形状を通って「赤核脊髄路を下り、脊髄側柱(下の根元・腰の部分)まで行きます。それは脊髄の灰色の物質で終結し、恐らく脳幹の中の対応する細胞核に見返りを与えています。」 - サンティー。これがそのオイル(キリスト)で、聖書が語る大切な贈り物で、「貴方は、私の頭を、オイルでアノイントする(塗る)、」と云うものです。
そして脳のこの特別な研究所でオイルが産出されるだけでなく、其処には実際にオリーブの樹があり、実際のオリーブに似ていて - どんな解剖学でもその様に呼ばれています。その2つのオリーブは、延髄の両横の極小の突起物で、その間にはピラミッドがあります。それらは1.5インチの長さです。それらは高等哺乳類にのみ良く発達して見つけられます。それらは大脳と小脳の間、そして脊髄と小脳の間の、伝達の部署(サンティーによる)です。
延髄の神経交差(錐体交叉)、オリーブ、etc.

このオイルは人体における最も神聖な物質で - 黄金の真髄で – 「オフィルの黄金」で - 最も実に貴重な贈り物です。オイルの小球体は、重要な液体、精子の中に見つけられ、そして放蕩息子が彼の実質を無駄遣いした時、不足したものを入れ替えるのには、そして盗まれた銀行口座を再び満たすには、長い時間がかかる事を彼は見つけます。
この素晴らしいオイルは、乙女座で表される純潔な処女、マリー(またはマー/i.e.海)の秘密の働きです。化学において私達は、カリウムの硫酸塩はミネラル・ソルトである事を見つけ、硫黄と酸素は、結合させる事によってオイルを産出します。私達はこの塩がまた、母成る水である海水と、塩水の湧水のクリスタル化(結晶化)から得られる事を見つけます。乙女座のサインの下で生まれた人達は、もしこの塩が摂取不足になると、肌の渇きや抜け毛に苦しみます。私達がまた理解出来るのは、何故この重要な液体を空っぽにすると - 何事もやりすぎると、抜け毛を発生させる事です。もし人体の中にオイルがなければ、肌は荒れて乾きます。
彼女達のランプを綺麗にして、オイルで満たす、賢明な処女達の逸話が、体にオイルが存在する必要性を強調するために与えられるのは、彼女達のランプが灯っていなければ、彼女達は「花婿」に会いに、外に出る事が出来ないためです。「その子羊(lamb)はそのランプ(lamp)です。」
そのオリーブは、そのオイルを含みますが、それらは貯蔵庫で - 伝達の部署で、勿論、それはランプである松果腺のためのオイルを供給し、その天辺は炎であり、または(第三の)眼です。仙骨神経叢の中に隠されて眠る、蛇(脊椎)の炎であるクンダリーニが目覚めた時、脊髄内の不純物を燃やし、そして松果体に届くと、それはこのオイルに火をつけそして故に「永続的なランプ」を灯し、それは「その家(人体)全体に光を与えます。」
松果体
サンタ・クラウスは故に、人体において最上級の贈り物をするもので、それは永続的なランプのためのオイルで - オフィルの黄金で、裕福さの真髄です。
体における、完全なるオイルの枯渇は、死の原因です。
サンタ・クラウスは、キリスト・マス(クリスマス)が祝われる時に、贈り物をもたらします。
キリストを表すギリシャ語の文字は XPI で、その言葉(キリスト/クリストス)自体がギリシャ語でオイルを意味します。その種は、生命のパンで、そしてオイルでアノイントされると(キリスト/オイル化され、そして磔(神経交差)されると)、キリスト・マスに成り - 聖父の王国(大脳)で食べられるパンに成ります。
故に私達は今、サンタ・クラウスと、子供達への贈り物を持っての、彼のクリスマスにおける訪問の意味を、鮮明に理解しました。